葡萄の品種
カベルネ・ソーヴィニョン ピノ・ノワール リースリング ソーヴィニョン・ブラン シャルドネ ゲヴュルツトラミーナー ミュスカ
ワイン作りの歴史の特に長い国を除いてすべての国でここ20年間におこった変化は革命的ともいえます。俄に、ほんの一握りの葡萄品種の名が、手っ取り早くワインを知る手がかりとなりました。
古参のワイン産出国、なかんずくフランスとイタリア(この国で世界にワインの半分近くを産している)では、様々な要素が絡み合った伝統の方がものをいいます。
歴史ある伝統的な高級ワインを見分ける手がかりは産地名に有ります。
その範囲は多かれ少なかれ限定はされています。どの葡萄の汁を発酵させたかだけでは十分ではありません。
今のところ双方の考え方が競合していますが、少なくとも上質のワインについては、最終的に品種よりも産地が重要であることが明らかになるでしょう。
しかし、とりあえず大多数の人にとって、各品種の持つ風味は(多くても)分かりやすい手がかりでもあります。
もちろん品種も大事なのは言うまでも有りませんが、産地とともに葡萄品種を知っていれば、自分好みの味のワインを見つけられる手がかりとなりますし、地域による味の違いも比較できるようになってよりいっそうワインセラーが楽しくなります。
そんなところから、そもそもカリフォルニアで生まれたのが「ヴァライエタル・ワイン va-rietal wine(品種名を名乗るワイン)」という用語でした。
これは原則として単独の品種からつくったもので有ることを意味しています。
少なくとも、カベルネ・ソーヴィニョン、ピノ・ノワール、リースリング、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ゲヴュルツトラミーナー、ミュスカの7品種は記憶に残るはっきりした風味と香気を持っていて、これで充分世界中のワインを分類することができます。
もし付け加えるとするならば、メルロ、マルベック、シラー、セミヨン、シュナン・ブラン、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ジルヴァーナー、ヴィオニエ、ネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、テンプラリーニョなどが有ります。
